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まどか

Author:まどか
主にミステリーが好きで色々読んでいます。特に好きな作家は東野圭吾、横山秀夫、奥田英朗、伊坂幸太郎です。

welcom!
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訪問ありがとうございます。 読んだ本の感想を随時アップしていきます。ミステリー以外のものについてはネタバレしているものもあります。記事の冒頭に記入しているのでご注意ください。 気軽にコメントいただけると嬉しいです。
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2010.03.01 Mon 20:59
殺戮にいたる病

スピード感ある展開と恐怖に煽られて一気読み

評価:☆4

以前からずっと気になっていたものの、
グロテスクな描写がキツイという感想が多々あり、
これまで躊躇していた作品。

ですが、このたび遂に決意して手にとってみたら、
面白くてすぐに夢中になってしまい、例のごとく一気読み。
確かに目を覆いたくなるシーンは何度かあるものの、
スピード感ある展開にその怖さが加わって物語りはどんどん加速し、
一瞬の気を緩める隙もないままに読み終えてしまいました。
こういう感覚は久しぶりです。
読んで良かった、面白かったです。

犯人、家族、元刑事の三人の視点で構成されていて、
それぞれの区切りがとても短いのも読みやすい要素。
しかし、この作品の最大の"ミソ"はそれぞれの時系列がバラバラで
物語が進んでゆくところ。
最後に頭の中でひとつに繋がったときに、
「あぁ、なるほど」と、また読み直したくなります。
こういう作品は好きです。

なのでグロイ部分も飛ばして読んでもまぁ大丈夫ですが、
ある程度はきちんと読まないと、
ラストの衝撃についていけなくなると思います。
その辺はどうかほどほどに。

想像していた暗くて思い雰囲気では決してなく、
あくまでミステリー。
同じようになかなか読めずにいる方も、
この機会に是非手にとってみてほしいと思います。


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2009.06.25 Thu 20:21
七回死んだ男

評価:☆5

ミステリーとコメディー、絶妙なバランスの”落とし穴”

久々のヒットです!
面白いという評判は聞いてましたが大当たりでした。

”反復落とし穴”に落ちることで同じ1日を9回繰り返すという
特異な体質を持った主人公が、
殺される運命にある祖父をあらゆる手を尽くして救おうとする話。

蘇っても蘇っても殺される祖父、一体なぜ?
どうしたらいいのか?

反復する”運命の日”の中で、
どうやったら祖父を殺されずに済むかと四苦八苦する主人公の姿が
途中からなんだか滑稽で、でもちょっと可愛そうにも思えたり。
ミステリーなのになぜかコミカルなのがたまらなく面白い!

文章そのものがユーモアに富んでいるとか、
(例えば荻原浩、奥田英朗などのように)
会話が面白くてついつい吹き出してしまうとか、
そういった感じではなくて。

あくまでミステリー、推理小説であって、
決しておちゃらけた話ではない。何より主人公は必死なのに。
「次はどういう策を練るんだろう?」
って、途中からもう楽しくて仕方なくて。
それでも頓挫する姿がまた面白くて・・・・
しかし、自分も一緒になって「なぜ?どうしたらいい?」と考えてしまう。
どちらにも偏らない、絶妙なこのバランス感が最高です。
ハマりました。

ぜひ読んでみてください。



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2009.06.14 Sun 00:15
ロートレック荘事件

評価:☆3.5

手軽に読める本格ミステリー

結構多くの作品を出されていて有名な方なようですが、初めて読みました。
調べてみると、ミステリー作家さんではないとのことですが・・・
それで、よくこんな作品が書けるなぁ。

しかし、この類の作品は、レビューが困るんですよ。
そして、そういう風に言ってしまうこと自体、もうネタバレにもなりかねない。
だから色々書きません。

面白かったか、面白くなかったか、と言われたら、
純粋に面白かったです。
ただ、ミステリー慣れすると、やっぱり分かってしまうんですよね。
こればかりは本当にどうしようもないのですが、
あと数年前に読めば「すごい!これ絶対面白い!」って言ったと思います。

しかし、作品そのものの完成度は高く、
少ないページ数で緻密に施された罠、伏線、どれも文句なしに素晴らしいです。
「騙された!」というよりも、「うまいな・・・」という感じでした。



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2009.02.02 Mon 20:26
イニシエーション・ラブ

評価:4.gif

”答え合わせ”に充実感が得られる再読必死本

”そういう類の本”とは知っていて読みましたが、完全にやられました。
ラストで突然それまでの物語が一気に180度グルっと回転し、
「え?は?何これ?」と、ただただ混乱の波にのまれてしまう。

冷静に、落ち着いて、もう一度整理を・・・と解説を読み、
謎解きに大よその見当がついたところで、「なるほど・・・」と。
しかしそれでも足らず、ネット上で更なる詳しい解説を探しました。
その全貌が明らかになった今は、「すごいな」の一言。
まるで白と黒とが反転するかのように一瞬にして物語が姿を変える、
あの虚をつかれた感じは最高にミステリー好きの心を揺さぶります。

しかし、全てがクリアになってしまえばただの青春恋愛小説。
この点が「だから何?」と評価の分かれ目になるんでしょうが、
そもそもが「トリックありき」な作品なので仕方ない。
なのであえて内容には言及しませんが、個人的には楽しめました。
「イニシエーション」の意味などなかなか的を得てると感じました。

同じく叙述トリックものとして「葉桜の頃に君を思うということ」が有名ですが、
あちらほどは好みが分かれることはないと思うので
これからどんどん周りにもお勧めしたいと思います。
答え合わせによって得られる充実感と爽快感、是非お試しください。



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2008.10.25 Sat 16:05
ハサミ男

評価:☆4

ずっと気になっていた作品ですが、評判通り面白かったです。
これはあまり他人の感想など聞かず、先入観なしで読んでいただきたい。
となると、レビューを書くのがまた非常に難しくなるんですけど。

主人公「ハサミ男」は、連続少女殺害事件を犯しながら、
一方では自殺願望を抱き何度も失敗を繰り返すという"異常者"。
そんなハサミ男が次なる事件を起こそうとした矢先、
自分のやり方を真似た何者かに先にターゲットを殺されてしまう。

こういうサイコサスペンスの要素がある作品は個人的に好きなので、
楽しく読めました。
一体、何がハサミ男に犯罪を駆り立てているのか?
どうしてハサミ男はそうなってしまったのか?
なぜ?なぜ?と考えさせられると、もう作者の術中。
こうなるとページを捲る手が止まりません。

しかし。

焦るハサミ男と事件の捜査をする刑事たち、
二つの視点からかわるがわる語られるストーリー。
この構成が既になんだかあやしい匂いがプンプンで、
肝心のトリックをもう最初っから疑ってかかってしまいました。
ミステリーに慣れていると残念なことになんとなく感づいてしまうんですよね。
色々読みすぎるのも玉に瑕というか・・・。
これから読む方には知っていて欲しくないので、敢えて書きません。


「ハサミ男」の犯罪はそこまで生々しくは描かれていないし、
文章もとても読みやすいので、
ミステリーに馴染みのない方にこそ是非読んでいただきたい1冊です。
こういうのをきっかけに推理小説の面白さを知っていただけたら、
と思います。




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2008.10.21 Tue 19:45
仮面山荘殺人事件

評価:☆3.5

《再読にて感想》

東野作品を読み始めた初期に出会っていれば、、
評価はまた違ったかもしれませんが。
他に素晴らしい作品が沢山あるのであまり印象に残らず、
レビューも放置したままだったのでもう一度読みました。
内容は、「こういうのもありかな?」的な1冊ですね。

"「容疑者Xの献身」と並ぶ本格ミステリーの傑作"と帯にありますが、
本格は確かに本格なんですけど、正直比べ物にはならないです。
いつもながら緻密なトリックとプロットには唸らされますし、
斬新さやラストの衝撃はそれなりにあるのですが・・・
その辺りは好みの問題かもしれません。

ネタバレなしでこの作品を紹介しろというのがそもそも難問なんですけど、
「騙された!」というより、「へぇー、ふーん、そんなのありかぁ・・」と
最後まで第三者的でした。
完全に入り込むにはちょっと非現実的過ぎるかな?

と、辛口ですが・・・でも、決してつまらない作品ではありませんので。
東野ファンにはこの作品は是非とも知っておいて欲しい1冊です。
ということで読んだことない方はすぐに。
薄いしとても読みやすいので気軽に手に取れます。



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「噂」 荻原浩
2008.09.19 Fri 20:43
噂

評価:☆4

「衝撃のラスト一行に瞠目!」がウリのこの作品。
私にとっては初の荻原さんのミステリーでした。
お馴染みのユーモア小説とは一変し、
荻原さんってこういうのも書けるんだ潤オとちょっと意外な感じも。

しかしやっぱり"読ませる力"はどのジャンルにも不変。
ちょっと不気味で恐怖を感じる犯罪が次々と起こりますが、
登場人物のキャラや会話が相変わらず楽しいので、
読みながら暗い気持ちに押しつぶされることはありませんでした。
あくまで"荻原流"ですね。

言い換えればミステリーとしての読み応えとか、深さとか、
そういうのを期待して読むと外れてしまうかもしれません。
トリックや推理を重視した本格ものではなく、サイコ・サスペンスです。
後に残るというよりも、純粋に「面白かった」と言える作品なのでは。

が、決して内容が軽いとか薄いとかいうわけではなく、
「噂」(都市伝説)の怖さ、現代の親子のコミュニケーションの薄さなど、
興味深い社会的問題も随所で訴えられています。
更に犯人の異常心理がかなり衝撃的。

そして問題のラスト1行ですが、これがまた・・・何という・・・。
どんでん返しというのとはちょっと違うと思うんですが、
荻原さんの"仕掛け"に唖然とさせられます。
このスリリングさ、沢山の人に味わってほしいです。



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2008.04.18 Fri 10:59
葉桜の季節に


評価:☆3

これ、完全ネタバレなしで書きますか?
いやぁ・・かなり辛いですよ(^_^;
一応バラしませんが、
何らかのヒントになってしまうかもしれませんのであしからず。

いわゆる「どんでん返しもの」ととして有名な作品なのですが、
そう知っていて読んだもののやはり最後、
「えぇぇぇぇ!?」と言わざるを得なかったです。

この作品をひとことで表すとしたら。
私の大好きな楽天イーグルスの野村監督の言葉をお借りして、
「先入観は罪、固定概念は悪」ですね。

読後に色んな方のレビューを拝見させていただいたら、
これでもかと賛否両論が分かれているのが面白かったです。
確かにこのトリックに全く違和感がないと言えば嘘になりますが、
作者の伝えたかったこともよく分かるし、
まぁ試しに一度コロっと騙されてみるのも良いのではないかと思います。

しかし、もう一度言いますがおそらく好き嫌いがはっきり分かれるので、
気に入らなかった場合の保証はいたしません!



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2008.04.18 Fri 10:36
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評価:☆4

またまた初めての作家さん登場です。
この伊坂幸太郎さんという方、
近年の直木賞候補作の中でも幾度かお名前を見かけており、
ちょっと気になっていた存在でした。

知人からは「陽気なギャング」シリーズを勧められたのですが、
タイトルに惹かれたのでまずはこちらから。

大学入学のためひとり暮らしのアパートへ越してきた青年・椎名は、
そこで出会った奇妙な男・河崎に突然、
「一緒に書店を襲わないか?」と持ちかけられる。

一方で、
2年前、とあるペットショップで働いている女性・琴美は、
恋人のブータン人・ドルジと共に、
行方不明になったペットを探索していた。

椎名を語り手とする「現在」の物語、
琴美を語り手とする「2年前」の物語。
この2つが2年の時を隔てて交互に登場します。

「2年前」の、とある事件はまだ終わっていなかった。
そこに「現在」になって偶然現われたがゆえに関わってしまった椎名は、
その事件の真相と隠された「秘密」を知ることになる。
ちょっと切なくて悲しい物語です。

ミステリーというよりも人間ドラマのほうが強かった印象。
「アヒル」「鴨」「コインロッカー」、
この3つがどう繋がっているのか?不思議だったのですが、
なるほど、そういう意味だったとは・・。
タイトルにしろ内容にしろすごくよく練ってあり、
天性のセンスの良さがうかがえます。
人の心を惹きつける何かがを持っている作家さんだと思います。
伊坂さんの他の作品も読んでみたくなりました。




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「慟哭」 貫井徳郎
2008.04.17 Thu 23:41
慟哭


評価:☆4.5

《ネタバレのヒントになるかもしれない部分があります》

またまた、初めの作家さん登場。
友人からの薦めで読んでみました。

警視庁のキャリア組でも一番の出世頭である捜査一課長・佐伯は、
彼を取り巻く警察内の確執、自身の家庭の複雑な事情、
様々な葛藤に苛まれながらも、
都内で連続して起きる幼女誘拐事件の捜査の指揮を執る。

一方で、とある事件がきっかけで「胸に穴が開いて」しまった男は、
その穴を埋めるべく新興宗教に身を投じる。

このふたつの、一見して全く関係性のないようなストーリーが、
交互に登場ながら物語は進行していきます。
が、このふたつがやがて重なり合ったとき―
「真実」が明かされるのです。

またこれは、宮部さんの「理由」のドキュメンタリー手法に次ぎ、
小説にはこのように色々な手法があるのだな・・と思って読み進んでいくと、
まさか、そういうことだったとは・・と、驚愕の種明かしが待っています。

私は推理小説を読むときに、途中でいったんページをめくる手を止め、
内容を整理して真相を予想する・・ということは、全くしません。
かといって、
読みながら推理を組み立てるような器用なことも出来ないので、
とにかく無我夢中に、先へ先へと読み進むだけなのです。

なので、種明かしがされた瞬間、
一体何が起きているのか分かりませんでした。
まさに、狐につままれた・・というような感じです。
これ以上は書けませんが、読んで損はない面白さだと思います。

背後に描かれている警察内部の様々な人間関係、
新興宗教の生態、そして目に見えない人間の心の傷、深い悲しみ・・。
一体どこで読む手を休めればいいのか、というストーリー展開。
どうやらこの作家にもまた、興味を持ち始めざるを得ないようです。



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