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プロフィール

まどか

Author:まどか
主にミステリーが好きで色々読んでいます。特に好きな作家は東野圭吾、横山秀夫、奥田英朗、伊坂幸太郎です。

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訪問ありがとうございます。 読んだ本の感想を随時アップしていきます。ミステリー以外のものについてはネタバレしているものもあります。記事の冒頭に記入しているのでご注意ください。 気軽にコメントいただけると嬉しいです。
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2009.02.28 Sat 15:25
テロリストのパラソル

評価:3_20090228152620.gif

《再読にて感想》

乱歩賞直木賞をW受賞するという前代未聞の快挙を成し遂げた、
故・藤原伊織氏の代表作。
二年ほど前に一度読んだのですが、正直その評価の高さが理解出来ず、
しかしそれ以後に読んだ沢山の作品たちによって自分の感受性や価値観も
少しは変化しているかも、と期待して再読してみました。

が・・・・。

申し訳ない。やっぱり分からないです。
いや、作品自体の完成度の高さはじゅうぶん分かるんですが、
しかし純粋に面白いか?と聞かれたら、固定観念かもしれませんが、
なかなか女性には理解しづらいと思うんです。

拳銃、闘争、クスリ、暴力団、闇組織・・・そして全共闘となると、
さすがにピンとこないんですよ。
高村薫の「李歐」も途中で挫折しちゃいましたから、
やっぱりこういう作品がただ個人的に苦手なのもあると思います。
男のロマン的なものは、どうにも自分には難しい。
この作品がダメというわけじゃなくて、ただ好みの問題です。
上に書いたようなものが好きな方なら、間違いなくお勧めします。



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2008.10.10 Fri 20:36
天使のナイフ

評価:☆4.5

第51回(2005年)乱歩賞受賞作の文庫化。
評判も聞いていたので楽しみに読みましたが、やはりハズレがないですね。

いわゆる"少年犯罪"の話です。
主人公・桧山は生後5ヶ月の娘の目の前で妻を殺された。
が、犯人は3人とも13歳の少年のため、罪に問われることがない。

そしてその4年後、その少年のひとりが何者かに殺害され、
アリバイがなく動機のある桧山は警察に疑いを持たれてしまう・・・。
ここから再び事件が動き始めます。

妻を殺した少年は、事件の後一体どういう気持ちで日々を過ごしていたのか?
反省はしていたのか?更生への道をきちんと歩んでいたのだろうか?
桧山はそれを知りたいと思うようになる。
ここがこの作品の大きな鍵になります。

つまり、妻を失った夫の恨みや復讐心ばかりを強く押し出すのではなく、
あくまで少年法とは何か?更生とは何か?
そして、なぜ少年達は犯罪を犯してしまったのか?
というところを突き詰めていく点にいい意味で期待を裏切られました。

被害者の訴え、加害者の訴え、
そして少年達の更生に携わる者たちの訴え。
それぞれの視点から明かされていく事件の"真相"に、
なんだかやり切れない気持ちにさせられるのですが・・・
やはり、何が理由でも人を殺してはいけません。

少年少女達の心の弱さや脆さに、
大人達はきちんと気付いてあげなければならないのですね。


ちなみに、同じ少年犯罪を扱った東野さんの「さまよう刃」もお勧めですが、
この作品のほうがあちらよりは色んな意味で読みやすいかと思います。
なのでこういうの苦手、という方にも是非一度手にとって頂きたいです。




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2008.09.26 Fri 20:31
焦茶色のパステル

評価:☆4

表紙からお分かりの通り、馬にまつわるミステリーです。
ちなみに1982年の乱歩賞受賞作。

競馬のことが特に分からなくても楽しめると聞いたので、
それではと読んでみたのですが。
確かに素人にも理解出来る様に説明をしてくれているので、
特段読みづらいとか難しいということは感じずに楽しめました。


東北の牧場で馬と一緒に夫を射殺された女性が、
彼女の親友と事件の核心に迫ろうとします。
周りの友人達の強力もありだんだんと謎が明らかになってくるのですが、
さすがに女性二人が主人公とだけあって、
危なっかしいというか、ものすごくハラハラしながら読みました。

相変わらずストーリーはとても面白いし、
馬の血統の話もなかなか興味深かったです。
そちらに知識があれば倍楽しめるのでは。
ミステリーにしてはライトで読みやすいと思います。

しかし最近、星5つの作品にはなかなか出会わないなぁ・・・。



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「13階段」 高野和明
2008.04.18 Fri 10:58
13階段


評価:☆5

久しぶりに「いい本を読んだなぁ」と思いました。
現役の刑務官が服役を終えた若者と組んで
事件当時の記憶を失ったひとりの死刑囚の冤罪を晴らそうという話なのですが、
こういう重たいテーマを扱った作品によくありがちなのが
作者の「書きたい」という気合いがあまりにも前面に出すぎて
読みながらなんとなく疲れてしまう・・というパターン。

しかしこの作品は、
この国の死刑執行の現実、犯罪者と被害者の遺族との間柄など、
非常に難しい問題がリアルに描かれているにも関わらず、
「押しつけられてる」感じが全くなかった点が本当に素晴らしいと思う。
緊張感はありますが圧迫感がないのです。

更に、もとは"刑務官と受刑者"の間柄であった南郷と三上、
この2人の間に徐徐に芽生えてくる信頼関係、明かされてゆく彼らの過去と人間性、
そして本筋である冤罪晴らしのミステリー、
それぞれのバランスがものすごく良いので安心して読み進められる。
この作家さん上手いなぁと、読後からしばらく経ってしみじみ思いました。
もちろん読み終えてすぐは感心してるような心の余裕はないのですが。

死刑執行の現場の少々苦しい描写も、
最後まで読むとやはり必要不可欠なものであったと感じます。
「死刑」というものについて本当に深く考えさせられながら、
人間が本来持っている"純心"や"優しさ"にも触れることが出来る、
なかなかひところで表現しづらい名作だと思います。
1人でも多くの方に読んでいただきたいです。



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