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まどか

Author:まどか
主にミステリーが好きで色々読んでいます。特に好きな作家は東野圭吾、横山秀夫、奥田英朗、伊坂幸太郎です。

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訪問ありがとうございます。 読んだ本の感想を随時アップしていきます。ミステリー以外のものについてはネタバレしているものもあります。記事の冒頭に記入しているのでご注意ください。 気軽にコメントいただけると嬉しいです。
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「13階段」 高野和明
2008.04.18 Fri 10:58
13階段


評価:☆5

久しぶりに「いい本を読んだなぁ」と思いました。
現役の刑務官が服役を終えた若者と組んで
事件当時の記憶を失ったひとりの死刑囚の冤罪を晴らそうという話なのですが、
こういう重たいテーマを扱った作品によくありがちなのが
作者の「書きたい」という気合いがあまりにも前面に出すぎて
読みながらなんとなく疲れてしまう・・というパターン。

しかしこの作品は、
この国の死刑執行の現実、犯罪者と被害者の遺族との間柄など、
非常に難しい問題がリアルに描かれているにも関わらず、
「押しつけられてる」感じが全くなかった点が本当に素晴らしいと思う。
緊張感はありますが圧迫感がないのです。

更に、もとは"刑務官と受刑者"の間柄であった南郷と三上、
この2人の間に徐徐に芽生えてくる信頼関係、明かされてゆく彼らの過去と人間性、
そして本筋である冤罪晴らしのミステリー、
それぞれのバランスがものすごく良いので安心して読み進められる。
この作家さん上手いなぁと、読後からしばらく経ってしみじみ思いました。
もちろん読み終えてすぐは感心してるような心の余裕はないのですが。

死刑執行の現場の少々苦しい描写も、
最後まで読むとやはり必要不可欠なものであったと感じます。
「死刑」というものについて本当に深く考えさせられながら、
人間が本来持っている"純心"や"優しさ"にも触れることが出来る、
なかなかひところで表現しづらい名作だと思います。
1人でも多くの方に読んでいただきたいです。


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