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まどか

Author:まどか
主にミステリーが好きで色々読んでいます。特に好きな作家は東野圭吾、横山秀夫、奥田英朗、伊坂幸太郎です。

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訪問ありがとうございます。 読んだ本の感想を随時アップしていきます。ミステリー以外のものについてはネタバレしているものもあります。記事の冒頭に記入しているのでご注意ください。 気軽にコメントいただけると嬉しいです。
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2009.10.06 Tue 18:05
ブルータスの心臓

評価:☆4

隠れた名作!理系・東野を思わせる長編推理

1989年に出版されているのでまさに初期の頃の作品。
これを読むと久々に、「宿命」や「分身」を読み返したくなります。
脳の話は一切出てきませんが独特の暗い雰囲気が似ていて、
かつ理系・東野圭吾のキレる仕事ぶりが顕著に出ている推理小説なので
読んでいてとても楽しかったです。

そんなに複雑な話ではないのですが、展開が面白く、
最後まで「どうなるんだろう」とハラハラしながら読みました。
ロボット開発のくだりが長くなると多分ついていけないのでしょうが、
メインの「殺人リレー」とは絡んでないので読みやすかったです。

20年も前に著されている作品なだけあって、
作中に携帯電話やEメールというものが登場しないのもまた新鮮でした。
最近の東野作品には、真面目で優しくて一途な人物がよく登場しますが、
この作品に出てくる人達は数人を除いてかなり「悪」です。
人間らしさを感じない、自分の欲望のためだけに這い上がる、
そのカタブツな感じがなるほど少々古くさい感じがするのは否めません。
が、読んで損のない作品だと思います。


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2009.10.06 Tue 17:19
  嘘をもうひとつだけ

評価:☆3

特にこれと言った感想のない作品

私の本の評価の基準は、「心に残るものがあるかどうか」
に重点を置いてあるのですが。
この作品は、読み終わった翌日には内容を忘れてしまうくらい
あっさりとした軽い短編集でした。

加賀刑事シリーズでこの作品だけ未読だった理由は、
amazonでの評価が高くないので後回しにしていたからです。
一般的に「普通」と言われてる作品を
あえて読もうってなかなか思えないんですよね・・・・。

でも、シリーズ読破という意味で読んでみたのですが、
正直、読んでも読まなくてもいいかな、という感じの作品です。



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「新参者」 東野圭吾
2009.10.02 Fri 17:37
新参者2

評価:☆4.5

大きな起伏はないが、溢れる人情と風情を穏やかに描いた心に響く作品

先月発売された人気の加賀刑事シリーズ最新刊。
短編集のようで実は長編になっているというちょっと変わった構成ですが、
とにかくうまい!参りました!この作品、とても好きです。

事の発端は、日本橋の一角で起きた殺人事件。
事件に関係していると思われる人々が住む人形町を加賀が歩き回り、
煎餅屋、瀬戸物屋、時計屋・・・など1軒1軒を訪ね、
それぞれの家の中の小さな"物語"に接していきます。

ほんのちょっとしたすれ違い、勘違い、意地の張り合いから
うまくいかなくなった夫婦の関係や親子の関係。
加賀は決して深入りはしませんが、
抜群の慧眼、自分の信念と温かい言葉で
穏やかに人々の心に入り込んでいく様がこの作品の真骨頂。
ひとつひとつの物語がしんみりと心に染み込んできて余韻も最高です。

そして、もうひとつ印象的なのが人情と風情溢れる下町の描き方。
自分も加賀と一緒に人形町を歩いているような気持ちになり、
この町の様々な魅力にドキドキしながら読みました。

東野さんは実際にここを何度も歩いたそうですが、
その際に見たもの、感じたことが手に取るように伝わってきて、
「素敵だな、ここに行ってみたいな」と思わされます。


この人は人間の"悪"の部分を書かせたら一級品だけど、
こういう人情味溢れる、心にジーンとくるドラマも同じくらい上手い。
とにかく素敵な作品なので、多くの人に読んでいただきたいと思います。



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「赤い指」 東野圭吾
2009.09.17 Thu 12:31
赤い指

評価:☆3.5

加賀シリーズ7作目、待望の文庫化

加賀刑事の作品は短編集「嘘をもうひとつだけ」以外全て読んでいますが、
このシリーズはやはり、正直言って個人的にはいまひとつです。
確かに加賀はカッコイイしファンが多いのも納得は出来るのですが、
ちょっと雰囲気が独特なので好みが分かれるのかも、と思います。
主人公がクールなので仕方がないですが、どれも淡々としていて、
読みごたえに欠けるというのが率直な感想です。

これまでの加賀シリーズはミステリー色が強かったのですが、
今回はガラっと趣向が変わって、家族の問題をテーマにした作品。
内容はとても考えさせられることが書かれてあるし、
こういう家族って実際にありそうだなぁと思うから真剣になって読める。
人間は追いつめられたとき、何を守り何を捨てるのか。
看過出来ない困難な問題を真正面から描いている点が東野さんらしいです。

が、もう一度読みたいという域まではいかなかったのが、
やはり好みの問題なのでしょうか。
明日9月18日発売予定のシリーズ最新作「新参者」を買うか買うまいか、
現在非常に迷っています。



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2009.09.17 Thu 11:59
使命と魂のリミtット

評価:☆4

限界まで”使命”を遂行する人間の真っ直ぐな生き様

まだ文庫化されていない作品で未読なのはこの1冊だけなので、
図書館で借りて読みました。

内容こそ医学サスペンスとちょっと異色な感じですが、
読んでみればはなるほど、、、ここ近年の東野圭吾らしい作品です。
ストーリーの展開は読める、登場人物がちょっとキレイで真っ直ぐすぎる、
でも最後にもう一捻りあってそこには感動のドラマが用意されてあり、
どのようなジャンルであっても最終的には”人間”を書いた作品に仕上がっている。
そして必ず社会問題について考えさせられる部分がある。

この作品は、主人公の研修医が医療の現場で自分の”使命”について悩み、
葛藤しながら成長する人間ドラマを描きつつ、
一方では病院を破壊しようとする人物対刑事のスリルある展開が進行し、
最後まで飽きずに一気に読めるるのはさすがという感じです。

サスペンスと言っても主題は”人間の使命とは”という点で、
予期しないアクシデントや困難な問題が目の前に立ちはだかっても
己の使命を限界まで全うして生きることの意味とその大切さが書かれています。
主人公の担当医がそれにしてもちょっとカッコ良すぎる気はしますが、
疑念というのは本当に、言葉なんかで簡単に晴れるものじゃないし、
それがこれほどまでに人を傷つけ、苦しめるものなのかと改めて痛感しました。


医療といってもそんな堅苦しくはありませんし、
総合的にとても読みやすくて分かりやすく、お勧めしやすい作品です。
2006年出版12月出版なのでもうすぐ文庫化かもしれませんね。

読めば読むほど辛口なコメントになるのはやっぱり東野圭吾が好きだからで、
書いてあるのは批判ではなくあくまで個人的な感想なのであしからず・・・。



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2009.05.11 Mon 14:29
パラドックス13

評価:☆3.5

帯の文句に釣られるな!

大変遅くなって申し訳ありませんが、ようやく感想アップします。

この人の作品に関しては、
期待値が高い分必然的に評価がきつくなってしまうのですが・・・。
今回に関してはやはり、肩透かしをくらった感が大きかったです。

帯の文句を読む限り久々に”ガチ理系”の内容かと想像され、
気合を入れて読み始めたのですが。
蓋を開けてみればヒューマンドラマに近いサバイバルストーリー。
正直、「え、これだけ?」と思ってしまいました。

謎の「P-13現象」によって人々は一瞬にして姿を消し、
やがて世界は崩壊を始める。
地震や異常気象が重なりもはや原型を留めていない東京の街で、
それでも生きていかねばならない現実とどう向き合っていくのか。
究極の事態で人間は何を考え、どう行動しようとするのか。

それを大きな軸にし、繰り広げられる人間模様をスパイスに
一気に「読ませる」力はさすが。
決して感情に流さることのない東野圭吾の作風は健在です。
しかし大筋は「絶望からの脱出」の繰り返しで、
これと言って目新しい試みもなく、ごくありふれたドラマという感じも。
まぁ、「人間の究極の選択」という難題を投げかけてくる点は、
一種の社会派と言えなくもないかもしれませんが・・・
二度読みたいというほどの面白さは感じませんでした。

とにかく今作の一番のがっかりの点は、
売り出し文句と内容にかなりのズレがあるところ。
「P-13現象」そのものは理系の匂いもするのですが、
あくまでその現象から生まれたルールも常識もない世界で
善悪を問い詰めながら生き延びる人々の葛藤がテーマ。
その上で、そういった人間模様を同時に楽しみながら読んでいけば、
まぁ「こういう東野圭吾もありか」という作品だとは思います。

いずれにせよ、次回昨に期待です。



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2009.03.05 Thu 00:12
ある閉ざされた雪の山荘で

評価:☆3.5

”劇中劇”に騙されるな!

これでようやく”山荘シリーズ”三冊読破です。
「仮面山荘殺人事件」「白馬山荘殺人事件」そしてこの作品、
どれも外部から孤立した山荘で事件が起きる、というストーリー。
それぞれに異なった種類の仕掛けがあり、どれも楽しく読めるのですが、
中でも今回のこの作品が個人的には一番良かったです。

東野さんの初期の「本格もの」はどれも古典的で、
最近の作品しか読んでない方には意外に感じられるものも多くあると思います。
これもその代表作の一つと言っていいほどベタな設定と構成ですが、
しかし、そこで起きている殺人事件は”本当”なのか?
それとも”演じられている劇”なのか?
ここに一番の謎を持ってきたところがさすが東野圭吾。
犯人探しに加えて事件そのものの真偽を見抜く面白さがあります。

そして、ラストはやっぱりお決まりのように裏切られる。
「ようやくたどり着いたか」と言わんばかりの確固たる真実が、
読み手をしたたかに待ち構えています。
ただ、ちょっと終わりがあっけないかな、という気もしますが、
それでも十分に堪能出来る推理小説。
評価は高くつけませんが、お勧めは出来る作品です。



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2009.01.26 Mon 14:26
あの頃ぼくらはアホでした

評価:エッセイなのでなし

作家・東野圭吾のルーツ?

作家・東野圭吾のルーツを知りたくて手に取った1冊。
彼の小学生から大学生までの人生の歩みを面白おかしく綴ったエッセイで、
読みながら「本当にアホだなぁ」と爆笑したり、時には苦笑いもしてしまう。

中学時代のエピソードには「こんな酷い学校に通っていたのか」と驚きましたが、
それでいてグレもせず、道を大きく踏み外すこともなく、
可もなく不可もなくで過ごした高校~大学時代。
定期を偽造した話が特に面白く印象に残りましたが、
こういう創造力と想像力こそが彼の小説においてさまざまなアイディアを生み出す
源となっているのだろうな、と思わず納得してしまいました。

普通の家庭に育った普通の子供(のはず)なのに、今や時代をときめく売れっ子作家。
彼の幼い頃を知る近所のおばちゃん(今はおばあちゃんか)連中や同級生達は、
一体どういう心境でその活躍を見ているのだろう。
「あいつはこういう子供だった」という話を、彼らからも聞いてみたくなります。



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2009.01.25 Sun 23:22
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評価:4-5.gif

これぞ本来の東野圭吾

東野さんのダークな部分が存分に露出されている作品。
好きな人はきっと「これぞ本来の東野圭吾」と感じるでしょうが、
合わない人にとってはとことん嫌悪を感じる作品なのでは。

裕福な家庭に生まれ育った主人公が、
ある一人の男によって人生を狂わされてゆく、ただそれだけの話。
驚くような仕掛けや派手さは全くないし、物語の展開も大体読めます。
が、こういう作品を「読ませる」力量こそがこの作家の凄さだと思うのです。

簡単に騙される主人公の弱さには非常にイライラしますし、
他人に自分の人生を指南されるなんて、そして転落へと誘導されるなんて、
そんなことがあっていいものかと気分が悪くなります。
「なんでそうなるの、なんで断らないの」とうんざりしながら読みました。
不気味でミステリアスな雰囲気は「白夜行」と少し似ていますが、
こちらは一人称で語られているので主人公に感情移入しやすかったです。

こういう作品は、予めその「さわり」だけでも知って読んだほうが、
より物語に没頭できると個人的には思います。
何も知らずに「どんな作品なのだろう?」とワクワクしながら読むと
期待を裏切られてしまうことになりかねませんのでご注意を。


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2008.12.18 Thu 23:45
怪笑小説

評価:☆4

「毒笑小説」「黒笑小説」よりもまず先に出版されたのがこちら。
バカバカしすぎて呆れながらも、笑わずにはいられない9つの短編集。

後の2作とは違うところは、最後に東野さん自身のあとがきがある点であり、
しかもそれが各1編づつに、であるからこれはかなりおいしい。
ファンにとってはそれだけでも買う価値のある作品になっています。
私自身、食い入るように読んでしまいました。

さて中身ですが、どれも万遍なく面白く、
3作の中でまず先陣を切って出版されたこともあり、
巻末の真保裕一さんの解説ではないが「まだまだ猫かぶってるな」という感じもします。
しかし、バラエティーに富んだ皮肉とユーモアがたっぷりと込められていて、
東野圭吾のお笑いの世界入門書に相応しい味付けがされた1冊になっていると思う。

「超たぬき理論」が群を抜いて本当にくだらないが、それでいてかなり面白い。
理論の展開の仕方にはやはり理系の東野さんらしさがのぞいていて、
アホらしいのになぜかふむふむ、と納得しながら読めてしまうから恐ろしい。
3冊で終わらずに、また近いうちに同じテイストの作品を書いて欲しいと切実に願います。



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