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プロフィール

まどか

Author:まどか
主にミステリーが好きで色々読んでいます。特に好きな作家は東野圭吾、横山秀夫、奥田英朗、伊坂幸太郎です。

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訪問ありがとうございます。 読んだ本の感想を随時アップしていきます。ミステリー以外のものについてはネタバレしているものもあります。記事の冒頭に記入しているのでご注意ください。 気軽にコメントいただけると嬉しいです。
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2008.12.27 Sat 00:01
神様からひと言

評価:☆4.5

愉快・痛快・爽快なサラリーマンへの応援歌

実は初めて読んだ荻原さんの作品がこちらでした。
とにかく愉快、痛快、爽快な荻原流・サラリーマンへの応援歌。

この人の著書はいつも中年のダメ男が主人公なのですが、
こちらは大手広告代理店からワケありで中堅メーカーに転職した
27歳の若き青年・佐倉涼平が主人公。
そこでトラブルを起こした末、「リストラ要因収容所」と恐れられる
「お客様相談室」に異動になった涼平が、
クレーム処理に奮闘する日々を描いた傑作長編小説。

で、ここでお決まりの「ダメダメ中年男」・篠崎が登場します。
コイツのキャラクターがまたはちゃめちゃで、思いっきり自己中で、
しかしそれなりの仕事のノウハウは持っていて、
涼平には出来ないことを軽々とやってのけたりする。
ありえないだろー!とつっこみながもなるほどな、納得もしてしまいます。

次々と起きる問題に真っ向から向かっていこうとする涼平の姿は勇気をくれるし、
屁理屈ばかり言いながらもなんだかんだ頼りになる篠崎もやっぱり好きだ。
仕事って何だ?生きるって何だ?
立ち止まったとき、悩んだとき、落ち込んだときに是非読んで欲しい作品。


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「母恋旅烏」 荻原浩
2008.10.17 Fri 21:48
母恋旅烏

評価:☆4

笑いあり、涙あり、これがやっぱり荻原浩!という作品。
主人公は何をやってもダメな父親、花菱清太郎。
大衆演劇の役者を辞めて以来色々なビジネスに手を出すがどれもうまくいかず、
初っ端で一家が営んでいるのが"レンタル家族派遣業"。
ぶっ飛んだ設定も相変わらずで度肝を抜かれます。

そんな夫を支える妻、オタクの長男、元ロッカーで子持ちの長女、
そしてポイントになるのが少し人よりも成長の遅い次男の寛二。
彼が"ぼく"として独特の目線で語る小節がいい味出してます。

それぞれの想いを抱えて家族を離れた兄と姉、
再び旅まわりの芸人を始めた父と一緒に役者デビューした自分。
めまぐるしい周囲の変化と思いもしない出来事に遭遇しながら、
少しづつ成長してゆく寛二の姿が涙を誘うのです。

そして、役者として本気を出し始めた清太郎がピンチを迎えると、
"旅"の途中の兄と姉が力を貸しに戻ってきます。
ああ、家族ってやっぱりいいなぁ、とジーンときます。
それぞれの人生はあれど、心はいつも繋がってる。
何かあれば、やっぱり家族。
お母さんも、きっと・・・・。


前半は笑いが満載ですが、後半はしっかり感動します。
荻原さんの書く中年ダメ男はどれも愛情たっぷりで憎めない。
この一家の今後がすごく気になりますが、
きっと新しい形で幸せを掴んでくれていることだと信じます。




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「噂」 荻原浩
2008.09.19 Fri 20:43
噂

評価:☆4

「衝撃のラスト一行に瞠目!」がウリのこの作品。
私にとっては初の荻原さんのミステリーでした。
お馴染みのユーモア小説とは一変し、
荻原さんってこういうのも書けるんだ潤オとちょっと意外な感じも。

しかしやっぱり"読ませる力"はどのジャンルにも不変。
ちょっと不気味で恐怖を感じる犯罪が次々と起こりますが、
登場人物のキャラや会話が相変わらず楽しいので、
読みながら暗い気持ちに押しつぶされることはありませんでした。
あくまで"荻原流"ですね。

言い換えればミステリーとしての読み応えとか、深さとか、
そういうのを期待して読むと外れてしまうかもしれません。
トリックや推理を重視した本格ものではなく、サイコ・サスペンスです。
後に残るというよりも、純粋に「面白かった」と言える作品なのでは。

が、決して内容が軽いとか薄いとかいうわけではなく、
「噂」(都市伝説)の怖さ、現代の親子のコミュニケーションの薄さなど、
興味深い社会的問題も随所で訴えられています。
更に犯人の異常心理がかなり衝撃的。

そして問題のラスト1行ですが、これがまた・・・何という・・・。
どんでん返しというのとはちょっと違うと思うんですが、
荻原さんの"仕掛け"に唖然とさせられます。
このスリリングさ、沢山の人に味わってほしいです。



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2008.09.13 Sat 16:36
ハードボイウルドエッグ

評価:☆4

カッコつけてるのにカッコ悪い33歳の私立探偵を主人公にした小説。
ハードボイルドとは言えど、全然なり切れていないこの男の言動に、
やはり荻原さんらしいユーモアが満載で沢山笑わせてくれます。
それでいて少しミステリー色を打ち出してもいる、
なんともジャンル分けが困難な作品。

それにしても荻原さんの文章はものすごく読みやすいし、
キャラクターに愛情が込められているのがとてもよく伝わってきます。
人間味たっぷりでどいつもこいつも憎めない。
ダメ男の相棒(秘書)にああいうキャラクターを持ってきて、
カッコをつけたくてもつけられない設定にしたのもさすが!

事件そのものはたいしたものじゃないんですが、
ことごとく破られるハードボイルドの夢と理想にもめげず、
最後まで体を張り続ける主人公の姿にぐいぐいのめり込んで
一気に読んでしまいました。
ラストにはジーンとくるシーンがきちんと用意されているのも荻原流。
色々な要素が贅沢に盛り込まれた1冊です。



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2008.05.16 Fri 00:23
誘拐ラプソディー


評価:☆4.5


ザ・ユーモア小説!
久々に読みながら笑え、そして泣けました。

借金地獄から逃げるために、会社の社長を襲いお金と車を奪った伊達秀吉。
だがその所持金も底を尽き、行く場所もなくなり、
自殺しようかと考え始めたところに金持ちの子供・伝助が現れる。
秀吉は、その子を誘拐して身代金を手に入れることを思いつくが・・・・・。

ツイてないことに、伝助の父親は暴力団の組長!
それに気づくまでの秀吉のマヌケな思考がかなり滑稽で面白いです。
そして、誘拐されたことも分からずにはしゃぐちょっとバカな子供、伝助。
最初は扱いに困っていた秀吉だが、
共に修羅場をくぐり抜けるうちに"友情"が芽生えてくる。
少しづつ変化していくふたりの様子の描き方、う~ん、うまい!と唸ってしまいます。

ダメ男とちょっとバカで生意気な子供の書き方も本当にうまい。
秀吉も伝助も本当に生き生きとしていて、
まるで漫画を読んでいるかのようにふたりの姿が目の前に浮かぶのです。
読み終える頃には、彼らが実在の人物かのように思えてきてました。
小説の中だけで生きているなんて勿体ないし、信じがたい。
ふたりの「その後」が知りたいです。

奥田さんの「イン・ザ・プール」など好きな方にはお勧め。
最後はしっかりふたりに心を動かされてしまい、
思わずジーン・・と目頭が熱くなりました。
きっと荻原さんの思うつぼ!?ですね。



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