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まどか

Author:まどか
主にミステリーが好きで色々読んでいます。特に好きな作家は東野圭吾、横山秀夫、奥田英朗、伊坂幸太郎です。

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訪問ありがとうございます。 読んだ本の感想を随時アップしていきます。ミステリー以外のものについてはネタバレしているものもあります。記事の冒頭に記入しているのでご注意ください。 気軽にコメントいただけると嬉しいです。
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2008.04.17 Thu 23:31
夏


評価:☆4.5

赤井三尋著、第49回江戸川乱歩賞受賞作。
この作家の著書を読むのも初めてだし、
推理作家の登竜門とも言われているこの賞の受賞作を読むのも、実は初めて。
なので、ただの好奇心で手に取った1冊でしたが、
噂に聞いていた通り、確かに面白かったです。

20年前に起きた誘拐事件の犯人の娘が、大手新聞社の記者に内定し、
ある週刊誌がそのスクープを記事にする。
そこから物語が幕開けし、その新聞社の窓際社員・梶という男が、
ひょんなことから事件の再調査を始めることになる・・という話。

そこから物語は20年前と現在を行ったり来たり。
過去の関係者の取材から、徐々に明かされていく真実。
誘拐の舞台となった病院の当時の院長・大槻から明かされる事件の詳細・・
かわす犯人と追う警察の手に汗握るバトルが、スリル満点で面白い。
このあたりから一気に物語に入り込めました。
もう少しで真実が・・と思うと、「現在」に舞台が移される。
やきもきしながらも、先が知りたくて仕方がない。
傑作だと思います。

ただ、主人公が誰なのか・・
おそらくこの梶という新聞社の男なのでしょうが、
舞台が20年前になると、存在が薄れる。
なので、キャラクターへの思い入れ、人物の内側に入っていくのが
少し困難だったかなぁという気がします。
ですが、どのキャラクターも人間性に優れていて、決して嫌な気持ちにならない。
ミステリーにありがちな「憎悪」や「欲望」という汚いものが表に出ていなかったのがとても良かったです。
読み終わって作品の全体像を頭の中で描いてみると、
人間って弱い生き物だなぁ・・と少し哀しくもなる物語でした。


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