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まどか

Author:まどか
主にミステリーが好きで色々読んでいます。特に好きな作家は東野圭吾、横山秀夫、奥田英朗、伊坂幸太郎です。

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訪問ありがとうございます。 読んだ本の感想を随時アップしていきます。ミステリー以外のものについてはネタバレしているものもあります。記事の冒頭に記入しているのでご注意ください。 気軽にコメントいただけると嬉しいです。
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2009.03.13 Fri 19:07
新宿鮫3

評価:☆4.5

悪女vs鮫島、緊迫の頭脳戦

もう、このシリーズは全部読破するしかないでしょう。
完全にハマってしまいました。
アクションシーンを多用した二作目の「毒猿」とはうってかわって、
三作目の本書は極上のサスペンス。
派手さはないものの、後半は鮫島に汚職・殺人の容疑がかかったりと、
嵌めたり嵌められたりの息詰まる神経戦がスリル満点で、
とにかく読み出したら絶対やめられない面白さです。

今回の犯罪者は女性で、私利私欲のために周囲の人々を利用し、
決して自らの手は汚さずに天下を取ろうとする”女王様”。
(個人的には東野圭吾「白夜行」の雪穂をちょっと連想してしまった)
悪意に満ちた人間が出てくると必ずそれに騙される人間がいるわけで、
こんな奴は絶対に許せない、周りもなんて愚かなんだ、
そう思えば思うほど熱がこもっていって、もう作者の思うツボ。
強烈な犯罪者はそれだけで読み手を物語りに引き込んでしまいます。

鮫島の活躍も勿論負けてはいません。
職務権限停止になっても虎視眈々と犯人との接触のチャンスをうかがい、
そして徐々に距離を縮めていく。
その描写がものすごく緊張感に溢れていて神経をすり減らします。
鮫島自身の口から出てくる言葉は非常にクールなのですが、
しかしこの作者は行間を読ませるのがものすごく上手く、
読めば読むほど自分の中で鮫島というキャラクターに色んな色がついていく。
どんどん魅力的になっていくのです。
参りました!

警察小説は横山秀夫だ!と思ってましたが、
横山作品には「面白い」という形容詞がしっくりこないのに対して、
こちらは爽快で清々しく、ドキドキワクワクしながら読める楽しい小説です。
どちらもまぁ、女性が好んで読むような作品かと聞かれれば・・・・・
何とも答え難いですが、マニアにはたまらないこと、間違いなしです!


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2009.03.09 Mon 15:23
新宿鮫 毒猿

評価:5_20090309140522.gif

感動と興奮、溢れる衝動が止まらなくなる最高の名作

《一部ネタバレあり》

久々に、読み終えた瞬間に溢れ出す感動が止まらない作品に出会いました。
目を閉じて一通り回想し、そしてまた感慨深くなる・・・。
終盤まではただただ、面白い。しかしラストは鳥肌が立つほど心が震える。
最終的に思ったのは、「本当にいい作品。ただそれだけだ」ということです。

主人公の鮫島を今回は脇役に置き、
日本と台湾を股にかけたスケールの大きな舞台を背景に用意しながらも、
中心はあくまで「新宿」。全ての事件は、そこで起きてゆく。
主役は台湾のプロの殺し屋「毒猿」、台湾マフィアのボス、
そして台湾からやってきた部隊出身の刑事、という三人の台湾人。

鮫島は、その台湾刑事の個人捜査に協力するという形で登場し、
国境を越えて自身の権利を行使出来ない彼のために、
先陣を切って危険な事件へと足を踏み入れていくのです。
二人の互いに対する思いは、決して表立っては描かれはしないものの、
行間や言葉の切れ端から手に取るように伝わってきて、
いつの間にか自分も彼らの後援部隊になったような感覚で読んでいました。

そして、それが全て集約された最後の場面―「ヒーズ・デッド」、
この言葉、ここで耐え切れない思いが溢れ・・・
彼らの信頼関係、友情、そして刑事としての誇りと信念、
無念さ、悲しみ・・・色々なものがまとまってドっと押し寄せてきて、
視界が涙で滲み、一時ここから先に読み進むことが出来ませんでした。

アクション系は苦手なほうなのですが、
この作品に至ってはそれは一切感じませんでした。
迫力ある活劇は見所ですが、それ以上に、
ヤクザ、殺し屋、刑事、ホステス、様々な人種の生き方、感情が
「新宿」という街を舞台にリアルに交差した最高の人間ドラマ。
二作目も読んで正解!しばらくは余韻に浸れそうです。



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「新宿鮫」 大沢在昌
2008.12.24 Wed 16:53
新宿鮫

評価:☆4

清々しい警察小説

1990年に刊行された作者の代表シリーズの第一弾。
タイトルからはガチガチのハードボイルドな警察小説をイメージしたんですが、
いざ読み始めるとものすごく親しみやすい主人公のキャラで先入観は一変。
新宿署防犯課の刑事、「新宿鮫」こと鮫島の切れ味のいい仕事ぶり、
そして爽快なスピード感に引き込まれて一気読みしました。
こんなに清々しい警察小説があったんだな、という感想。

エリート街道まっしぐらなはずが、その人間性がゆえに
すっかり落ちこぼれ刑事になってしまった鮫島。
現役バリバリのロッカーの彼女を持ち、捜査の合間に彼女の歌を聴き、
歌詞を書くのを手伝い、そして一夜を過ごすとまた颯爽と現場に戻ってゆく。
いやぁ、なんだかカッコイイなと思います。男のロマンですかね。
ちょっとだけハードボイルドに対する苦手意識が薄れました。

サブキャラも個性豊かなうえに人間臭さがうまく滲み出ていたので、
とても馴染みやすくて読みながら気持ちが良かったです。
もっと彼らのことが知りたくなってしまったので、
早速これからシリーズ読破しようと思います。



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