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まどか

Author:まどか
主にミステリーが好きで色々読んでいます。特に好きな作家は東野圭吾、横山秀夫、奥田英朗、伊坂幸太郎です。

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訪問ありがとうございます。 読んだ本の感想を随時アップしていきます。ミステリー以外のものについてはネタバレしているものもあります。記事の冒頭に記入しているのでご注意ください。 気軽にコメントいただけると嬉しいです。
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2009.05.11 Mon 14:29
パラドックス13

評価:☆3.5

帯の文句に釣られるな!

大変遅くなって申し訳ありませんが、ようやく感想アップします。

この人の作品に関しては、
期待値が高い分必然的に評価がきつくなってしまうのですが・・・。
今回に関してはやはり、肩透かしをくらった感が大きかったです。

帯の文句を読む限り久々に”ガチ理系”の内容かと想像され、
気合を入れて読み始めたのですが。
蓋を開けてみればヒューマンドラマに近いサバイバルストーリー。
正直、「え、これだけ?」と思ってしまいました。

謎の「P-13現象」によって人々は一瞬にして姿を消し、
やがて世界は崩壊を始める。
地震や異常気象が重なりもはや原型を留めていない東京の街で、
それでも生きていかねばならない現実とどう向き合っていくのか。
究極の事態で人間は何を考え、どう行動しようとするのか。

それを大きな軸にし、繰り広げられる人間模様をスパイスに
一気に「読ませる」力はさすが。
決して感情に流さることのない東野圭吾の作風は健在です。
しかし大筋は「絶望からの脱出」の繰り返しで、
これと言って目新しい試みもなく、ごくありふれたドラマという感じも。
まぁ、「人間の究極の選択」という難題を投げかけてくる点は、
一種の社会派と言えなくもないかもしれませんが・・・
二度読みたいというほどの面白さは感じませんでした。

とにかく今作の一番のがっかりの点は、
売り出し文句と内容にかなりのズレがあるところ。
「P-13現象」そのものは理系の匂いもするのですが、
あくまでその現象から生まれたルールも常識もない世界で
善悪を問い詰めながら生き延びる人々の葛藤がテーマ。
その上で、そういった人間模様を同時に楽しみながら読んでいけば、
まぁ「こういう東野圭吾もありか」という作品だとは思います。

いずれにせよ、次回昨に期待です。


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2008.04.18 Fri 10:24
パラレル


評価:☆3.5

《ネタバレ注意》

タイトルに惹かれて、今回はこの作品を手に取ってみました。
パラレル=平行。
2つの別々のラブストーリーが平行して進んでいく話・・?
と、軽く想像をめぐらせていたのですが・・
ここで東野さんが取り上げたのは、またしても「脳」。
もっと言えば、「人間の記憶」。

主人公・崇史には、麻由子という恋人がいる。
が、いつどうしてそうなったのか、記憶にない。
更に、彼女はかつて、親友・智彦の恋人ではなかったか―?
この「食い違い」に混乱する崇史。
そして、智彦はいつの間にか姿を消していた。

どうやら自分の記憶が改編されたということに気づき始めた崇史は、
その真意と秘密を探るべく行動を開始する。
なぜ、智彦は消えてしまったのか。
自分は智彦に、一体何をしたのか―。

「記憶は時には人を縛るもの。
今、僕を苦しめているのは記憶なんだ。」


忘れることが出来たら、どんなに楽なんだろうと思う出来事は沢山ある。
たとえばそれは、恋人を失い、親友に裏切られたという事実。
そしてその末に智彦が選んだ道は・・・。

ひとりの女性を巡っての三角関係の結末が、これだとは・・。
この切なさが、東野さんらしいなぁという感じ。
だけど、なんだかあっけなくて物足りないです。
ミステリーにしてはスリルに欠けるし、
結末に絡んでくるのは「ラブストーリー」であるかもしれないけど、
途中はそっちに重点を置いていないから、感情移入しづらいです。

正直、ああ、そうなのか・・そういうことだったんだ・・
という感想しか沸いてきませんでした。
ちょっと残念!



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「分身」 東野圭吾
2008.04.18 Fri 10:18
分身


評価:☆4

《ネタバレ注意》

「宿命」「変身」「分身」
この3作品は、医学サスペンスものとしてよくセットにされてるようです。
なのでやっと3作全てを読み終えた今、すごくすっきりした気分です。

「宿命」と「変身」は脳医学を追求していましたが、
「分身」は「遺伝子」、しかも「クローン」。
北海道に住む女子大生・鞠子と、
東京に住む女子大生でミュージシャンを目指している双葉という、
2人の「同じ顔を持った女性」。
その裏に隠された秘密に、それぞれが奇しくも同じ時期に疑問を抱き始め、
その秘密を探るべく行動を開始する。

鞠子の物語と双葉の物語が交互に登場しながら
ストーリーは進んでいくのですが、
それぞれが行くつくべき真実はただひとつ、同じところにある。
離れている2人が徐々にお互いの存在を認識し始め、
そして最後は交わる―。
なんだか、これも「宿命」ですね。
切ないです。

それにしても、
2人の「もと」になった晶子という女性には、心底がっかりしました。
彼女もまた被害者なのですが、
それでも「嫌悪している」「気味が悪い」・・
まさかそうくるとは思いませんでした。

そして、
鞠子と双葉の代理母になった女性のそれぞれの悲劇も哀しすぎる。
「子どもを産むことが全てではない」と思っていた女性と、
「どうしても子どもが欲しかった」女性。
前者は子どもを宿した瞬間から皮肉にも母性が芽生え始め、
全く血のつながりのない我が娘を心から愛すようになる。
いっぽう何も知らない後者は、娘を愛するあまりに、
自分に顔が似ていないことに疑問を抱く自分自身を責め続けていた。
2人の代理母の深い愛情。
それぞれ事情は違うけれど、同じように娘を愛していたのに。

ストーリー展開に夢中になって一気に読んでしまいましたが、
それぞれの登場人物のそれぞれの心の内、
複雑ですがすごく哀しくて切ないです。

ということでこの医学サスペンスの3作品について総括するなら、
ストーリー展開が一番面白いのは「宿命」
読後に一番切なくなるのは「分身」
深く考えさせられると同時に怒りがこみ上げてもくるのが「変身」

そして、個人的に一番好きなのは「宿命」です。



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「宿命」 東野圭吾
2008.04.17 Thu 23:30
宿命


評価:☆4

日本屈指の電器機器メーカーの社長一家に隠された「秘密」が、
社長の死後に起きるひとつの殺人事件によって掘り起こされていく。
そこに警察官となって現われた男・勇作は、
その一家の長男・晃彦と学生時代のライバルであり、
高校時代の恋人・美佐子が、奇しくも晃彦の妻になっていた。
そんなめぐり合わせから解き明かされていく、「宿命」。
見えない糸に操られた美佐子の人生、
背後に隠された複雑な人間ドラマ。
殺人事件の謎解きよりもこっちのほうが面白い。

たった一つの過ちから、二つ、三つの残酷な出来事が起きる。
一つ隠し事をしたら、それを隠すために
二人、三人、それ以上の犠牲者が出る。
そしてそれは、何の罪もない人間に、
生まれながらに「運命」を宿すことがある。
それが、「宿命」。

「宿敵(ライバル)は、「宿命」だった・・・。
出会うべくして出会い、惹かれあうべくして惹かれあう。
皮肉なほど見事に紡がれた見えない糸のをたどっていくと、
そこから驚愕の事実が・・・。
まさか、こんな結末が待ち受けているとは思いませんでした。
だんだんと明かされていく真相にドキドキしながら、
無我夢中で読んでしまいました。
ミステリーだけど、人間ドラマ。
東野ワールド、ハマります!
「変身」よりも個人的にはこっちのほうが好きです。
読み終わった後に、なんだかいたたまれない気持ちになる、
衝撃の1冊です。



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「変身」 東野圭吾
2008.04.17 Thu 23:27
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評価:☆3.5

10年以上前に執筆された作品ですが、
近年の代表作を先に読んでしまったため、
(特に容疑者Xが素晴らしすぎたので)
人物の内側に入っていくには
もう一押し、何かが足りないような・・
それが読み終わった後の率直な感想です。

脳移植手術を受けた主人公の人格が徐々に変わっていく様には、
ハラハラさせられながら、ページをめくる手が止まらない。
先が読めそうなストーリー展開なのにやっぱり面白いのは不思議。
うまくのせられるなぁと思います。

手術を受けなければ、命は助かっていなかった。
だけど、その手術で自分の元の人格が失われてしまうのなら、
それは果たして「生きている」と言えるのか?
手術を施した医師との葛藤も凄まじいし、
そこに絡んでくる医学会の裏側の汚さもまた、腹立たしい。

大胆なストーリーなのに悲壮感は感じず、
ただ必死で最初から最後まで一気に読みました。
特記することはないかなぁという感じで、
私にとっては可もなく不可もなく・・という印象です。



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