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まどか

Author:まどか
主にミステリーが好きで色々読んでいます。特に好きな作家は東野圭吾、横山秀夫、奥田英朗、伊坂幸太郎です。

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訪問ありがとうございます。 読んだ本の感想を随時アップしていきます。ミステリー以外のものについてはネタバレしているものもあります。記事の冒頭に記入しているのでご注意ください。 気軽にコメントいただけると嬉しいです。
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2008.10.27 Mon 19:59
聖女の救済

評価:☆4.5

「容疑者Xの献身」に続くガリレオシリーズ長編2作目。
さすが東野、やっぱり東野、としか言いようのない面白さ。
今回湯川が挑む相手は女、そして完全犯罪。

警察官としてあくまで正しい線から捜査をする草薙、
女性刑事特有の勘を働かせて謎を解こうとする内海、
そして突きつけられた難問に科学者として立ち向かう湯川。
立場も役割も違う3人それぞれの苦しみ、そして葛藤・・・
理屈で割り切れない感情の揺れ動きがとても切なくて、
どんどん物語に引き込まれていきました。

それでいて、、メインの謎解きには非常に頭を使わせられます。
緻密なトリックに隠された人間の深い心理、
これこそが東野圭吾の真骨頂でしょう。
”読めた”と思ったらそれはもはや騙されたのと同じ、
実はその裏にもう1枚、いや2枚、捲るべきベールが待ち受けています。

そしてようやく真実にたどり着いたとき、
読者はまずその発想に唖然とさせられ、そして、強い衝撃を受ける。
その瞬間の快感に虜になり、そしてまた彼の作品を手に取ってしまうと、
もうそこから先は溺れるようにただ東野ワールドに浸かってゆくだけ。

「容疑者X~」が好きな方なら間違いなしの1冊。
人間の愛、憎悪、それらが生み出すありえない出来事・・・。
そして最後にタイトルの意味が分かったときは、もうため息さえ出てきます。
読み始める際には必ず徹夜を覚悟してください。


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2008.10.27 Mon 19:57
ガリレオの苦悩

評価:☆4.5

ドラマで柴咲コウが演じた女刑事・内海薫のデビュー作「落下る(おちる)」、
そして書き下ろし「指標す(しめす)」を含む全5作品を収録した
ガリレオシリーズの短篇集。
どれもやっぱり期待を裏切らない面白さ!

「探偵ガリレオ」「予知夢」ではただの偏屈な物理学者というイメージだった湯川が
初の長編「容疑者Xの献身」で人間的な一面を見せたのだが、
今回はその流れをきちんと受けて更に変化したガリレオの姿が描かれています。
淡々とした作品のイメージが一変し、いい意味でとても読みやすくなったのでは。

個人的に一番好きなのは「操縦る(あやつる)」。
湯川と恩師、そして仲間達の友情や絆に泣かされます。
そして最終章「攪乱す(みだす)」では、遂にガリレオの敵が登場。
姿を現さない何者かと命がけで戦う湯川、
その綱渡りのようなバトルにヒヤヒヤさせられます。

そして心配していた内海薫のキャラも、ドラマよりも全然良い。
女刑事独特の視点が要所要所で必ず捜査の役に立つのだが、
決して出すぎずにあくまで"スパイス"的な存在なので好感度アップ。
しかも彼女はかなり頭がキレます。

短篇集に1600円は・・・と思う方も多いでしょうが、
こんな風に見所が満載で、買って損はありません。
既に3回読み直してしまいました。
これでますますガリレオが好きになってしまう、ファン必見の1冊です。




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2008.04.16 Wed 13:03
容疑者X


評価:☆5

第134回・直木賞受賞作
東野圭吾「容疑者Xの献身」

ひとことで、最高です。
ミステリー好きな方は絶対、
少しでも興味がある方でも是非、読んで頂きたいです。

少し前から読みたくて読みたくて仕方なくて、
しかも同シリーズに「探偵ガリレオ」「予知夢」という作品があるのを知り、
どうせならシリーズ1作目から読もうじゃないかと、
3冊同時に購入してしまいました。
久々に、表紙をめくるときに何ともいえない高揚と緊張を味わいました。


天才物理学者・湯川学と、
理数系に滅法弱い刑事・草薙俊平のコンビがとにかく面白い。
こういう、個性の違うキャラクターが微妙な距離を保ちつつ絡み合うの、
最高に好きです。
いつもいつも一緒にいる親友でもなければ、仲間というわけでもない。
普段は憎まれ口たたきながらも、
本当は心底尊敬し、頼りにしている旧友。
この間柄が絶妙なんです。
事件が起きるたびに、
草薙がガリレオ先生・こと湯川の研究室を訪れるお決まりのシーン・・
ここでの、毎回飽きさせない湯川の登場の仕方にも、感服します。

前2作品は短編集なのですが、「容疑者X」は長編です。
ここでは天才物理学者と天才数学者が対峙します。
このクールな対決と、背景の人間ドラマのバランスも最高。
短編2作品では見れなかった、
天才物理学者の人間らしい一面が見れるのも見所。
推理ものとしても最高に面白いですが、
最後にはタイトルに『献身』という言葉がつけられた意味が
深く心に響いてきて泣けます。
作品の素晴らしさ、そして結末の素晴らしさ・・両方に感無量。

これは名作!!!

それにしても東野さんは、人間の「内側」を描くのが上手い。
気付いたら思いっきり感情移入させられてる。
参りました。



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