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まどか

Author:まどか
主にミステリーが好きで色々読んでいます。特に好きな作家は東野圭吾、横山秀夫、奥田英朗、伊坂幸太郎です。

welcom!
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訪問ありがとうございます。 読んだ本の感想を随時アップしていきます。ミステリー以外のものについてはネタバレしているものもあります。記事の冒頭に記入しているのでご注意ください。 気軽にコメントいただけると嬉しいです。
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2009.09.17 Thu 11:59
使命と魂のリミtット

評価:☆4

限界まで”使命”を遂行する人間の真っ直ぐな生き様

まだ文庫化されていない作品で未読なのはこの1冊だけなので、
図書館で借りて読みました。

内容こそ医学サスペンスとちょっと異色な感じですが、
読んでみればはなるほど、、、ここ近年の東野圭吾らしい作品です。
ストーリーの展開は読める、登場人物がちょっとキレイで真っ直ぐすぎる、
でも最後にもう一捻りあってそこには感動のドラマが用意されてあり、
どのようなジャンルであっても最終的には”人間”を書いた作品に仕上がっている。
そして必ず社会問題について考えさせられる部分がある。

この作品は、主人公の研修医が医療の現場で自分の”使命”について悩み、
葛藤しながら成長する人間ドラマを描きつつ、
一方では病院を破壊しようとする人物対刑事のスリルある展開が進行し、
最後まで飽きずに一気に読めるるのはさすがという感じです。

サスペンスと言っても主題は”人間の使命とは”という点で、
予期しないアクシデントや困難な問題が目の前に立ちはだかっても
己の使命を限界まで全うして生きることの意味とその大切さが書かれています。
主人公の担当医がそれにしてもちょっとカッコ良すぎる気はしますが、
疑念というのは本当に、言葉なんかで簡単に晴れるものじゃないし、
それがこれほどまでに人を傷つけ、苦しめるものなのかと改めて痛感しました。


医療といってもそんな堅苦しくはありませんし、
総合的にとても読みやすくて分かりやすく、お勧めしやすい作品です。
2006年出版12月出版なのでもうすぐ文庫化かもしれませんね。

読めば読むほど辛口なコメントになるのはやっぱり東野圭吾が好きだからで、
書いてあるのは批判ではなくあくまで個人的な感想なのであしからず・・・。


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2009.01.25 Sun 23:22
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評価:4-5.gif

これぞ本来の東野圭吾

東野さんのダークな部分が存分に露出されている作品。
好きな人はきっと「これぞ本来の東野圭吾」と感じるでしょうが、
合わない人にとってはとことん嫌悪を感じる作品なのでは。

裕福な家庭に生まれ育った主人公が、
ある一人の男によって人生を狂わされてゆく、ただそれだけの話。
驚くような仕掛けや派手さは全くないし、物語の展開も大体読めます。
が、こういう作品を「読ませる」力量こそがこの作家の凄さだと思うのです。

簡単に騙される主人公の弱さには非常にイライラしますし、
他人に自分の人生を指南されるなんて、そして転落へと誘導されるなんて、
そんなことがあっていいものかと気分が悪くなります。
「なんでそうなるの、なんで断らないの」とうんざりしながら読みました。
不気味でミステリアスな雰囲気は「白夜行」と少し似ていますが、
こちらは一人称で語られているので主人公に感情移入しやすかったです。

こういう作品は、予めその「さわり」だけでも知って読んだほうが、
より物語に没頭できると個人的には思います。
何も知らずに「どんな作品なのだろう?」とワクワクしながら読むと
期待を裏切られてしまうことになりかねませんのでご注意を。


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2008.12.05 Fri 19:06
美しき凶器

評価:☆3.5

これまで読んだ東野作品の中でもまた少し異色な印象。
サスペンスでありながらどこかファンタスティックな匂いもする、
ひとことであらわせない不思議な話。

それはなぜかと言うと、主人公の女―あえて女性とは言わない、
が、謎だらけなうえに想像に難い容姿と能力を持っているから。
そしてこれは、作中では"タランチュラ"と表されているその女の、
恐ろしくも悲しい狂気に満ちた物語です。

その女と罪を犯した元スポーツ選手達4人の男女、
彼らの追いつ追われつのバトルが非常にスリリングで先を急がせる。
逃げても逃げても、確実に忍び寄ってくる大きな影。
そして、仲間がひとりづつ消されてゆく恐怖。
スト^リー展開自体は非常にシンプルなのに、飽きることなく一気読みしてしまいました。

彼女の秘められた心の内が物語の核となって全てを動かしており、
それはあくまでも普通の人間のそれであるから、
多少設定が現実離れはしていても違和感は感じませんでした。
小説としてはとても読みやすい部類でしょうが、あえて、
メジャーな東野作品をある程度読みつくしてから挑戦してみてほしい。
そんな1冊として紹介したいと思います。



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「魔球」 東野圭吾
2008.08.31 Sun 22:33
魔球

評価:☆4.5

これは初期作品では最高傑作なのではないでしょうか。
高校野球の天才ピッチャーを主人公にした青春ミステリーで、
彼らの純粋さ、ひたむきさ、情熱や友情がとても丁寧に描かれているのが
非常に好感が持てます。
わりとマイナーな作品ですがこれは多くの人に読んでいただきたいです。

冒頭に野球のワンシーンを持ってきているため、
あまりそちらに詳しくない人は一瞬怯んでしまうかもしれません。
しかし、そこを越えれば後は特に野球の知識がなくても問題ありませんので、
頑張って読み進んでもらいたいです。
ちなみに私は野球が大好きなので、倍楽しんで読めました。


天才エースの野球にかける思いの裏には一体何が隠されているのか?
それが全ての鍵になり、謎めいた雰囲気プンプンでストーリーが展開します。
やはりこの人は伏線の散りばめ方が抜群なのです。
次から次へと思わせぶりなシーンが登場するから、気を休めるところがない。

そして、最後にパズルのピースがひとつずつはまり始めた時の、あの
胸のつっかえが取れてゆく感じがたまらない!
しかしながらただの推理ものではなく、
背後のドラマもまた心にグっとくる奥深い作品です。
名作だと思います。



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2008.08.29 Fri 20:31
レイクサイド

評価:☆3.5

東野作品(長編)にしてはわりと薄めの1冊。
ミステリーですが同時に様々な社会的問題を投げかけてくるところが
さすが一筋縄ではいかない東野さん。

三人称でかなり淡々と語られてゆくストーリーで、
最初はなんだかパっとしないな~という印象を受けます。
雰囲気は仮面山荘~や白馬山荘~のような感じ。

これが他の作家さんだと途中で飽きてしまいそうなんですが
東野さんは違いますね。
舞台は湖畔の別荘、殺人事件は一件、と
特に劇的な展開も派手さもなく、はっきり言って地味な物語。
それなのにどんどん引き込まれていくのはやはり、
ただの推理小説でなく背後に様々なドラマが繰り広げられるからでしょう。


中盤から主人公が探偵役となって仲間内に隠された秘密と謎に迫ります。
読み進むうちに徐々に明かされてゆく真実、回収されてゆく伏線、
その都度の驚きと爽快感はやはりお見事!
結末はやはり自分の想像とは遥かに違っていたのが悔しいですが、
だからこそこの人の作品にハマってしまうんですよね。


登場人物の心情も、犯人の心情さえもきちんとは描かれないので、
全てを明確にしたい、という人にはあまりお勧めは出来ない作品かもしれません。
しかし、東野ファンの方は読んで損はない1冊だと思います。


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2008.04.18 Fri 11:01
流星の絆


評価:☆4.5

最新刊読みました。
今回の作品は、東野作品の評価の"基準"になるのでは?
というのが第一の感想です。

ご存知の通り作風が幅広く、
多方面にわたって魅力的な作品を沢山出されているので、
レビューを書くのも非常に難しいです。
最近は"東野作品として、どうか?"という視点で
記事をかかせてもらっているのですが、
この作品はそういう意味で、
「とても良かった」と言える1冊だと思います。

前半は白夜行を思わせるような不気味な雰囲気があります。
しかしながらテーマは"兄妹の絆"。
ミステリーとしてもそれなりに面白いのですが、
犯人探しよりも三兄妹と周りの登場人物とのドラマに惹かれました。

つまり色々な要素がバランス良く盛り込まれている作品なので、
「総合して楽しめる」というお勧めの仕方をしたいと思います。
そういう意味ではあまり普段読書をしない方などにも安心して推薦出来る1冊。

読みながらハヤシライスが無性に食べたくなるので、
そこだけ覚悟していただけたら、と思います。



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「幻夜」 東野圭吾
2008.04.18 Fri 10:50
幻夜


評価:☆5

「白夜行」の続編だと言われているこの作品。
しかし、こっちのほうがもっと暗くてへヴィーです。

阪神・淡路大震災のさなかに殺人を犯してしまった男・雅也と、
それを目撃してしまった女・美冬。
しかし彼女はそれを警察に届けることなく、
”一緒に東京へ行こう”と彼に提案する。

一見、共に手を取り合い助け合って生きているかのようなふたりだが、
雅也の人生は既に、見冬の支配下に置かれていた。

彼女の目的は何なのか?
彼女の知られざる過去は?
それこそが、「白夜行」とリンクする部分、
つまり物語の”核心”。


前作と違い、この作品は雅也の目線から物語が語られています。
なので彼の心情はよく読み取れるのですが、
美冬の心はやはり闇の中です。

どうやらそのあたりも東野さんの策略のようで、
続編なのかどうかも「読者にお任せします」というのが本当のところみたいです。
確かに、著者にはっきりと「続編です」と言われると、
この作品に関してはちょっと興ざめかも・・。
なんせ「白夜行」同様、読み手の想像力によって色んな解釈が出来る作品なので。

私の意見としてはやはり、
「白夜行」の後にこの「幻夜」を読むことをお勧めします。



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2008.04.18 Fri 10:48
むかし僕が死んだ家


評価:☆4

学生時代の恋人に懇願されて、
彼女の父親が生前に通っていたと思われる
"謎の屋敷"を訪れることになった「僕」。
幼い頃の記憶が欠落している彼女は、その家にこそそれを蘇らせる手がかりがあるのだと信じていた。
しかしその家に人が住んでいる気配はなく、
代わりに残されていた不気味な物たち。
2人は、それらを手がかりにその家に秘められた謎を解こうとするのだが・・。


物語は家の中から一歩も外へ出ません。
この家を訪れたところから始まり、そしてこの家の中で完結します。
極めてシンプルですが、ものすごく緊張感があるミステリー。
こんなありふれた言葉使いたくないですが、
ものすごくドキドキハラハラします。
今ここで事件が起きているわけではないのに、
目の前で解き明かされていく謎にリアルにゾクゾクさせられます。
しかし暗いですよ。心の休まる箇所がありません。
どこで一呼吸置いたらいいか分からず、一気に読んでしまいました。

私は好きな作品ですが、
1冊目に読む東野作品としてはあまりオススメしませんね。
有名なものをいくつか読んでから手にしてほしい1冊かも。


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2008.04.18 Fri 10:46
夜明けの街で


評価:☆4

これは、ミステリーと思って読むと期待はずれになるかもしれません。
私にとっては恋愛小説の部類に入りますね。
そこにミステリーがちょっと絡んでくる感じ。

ごくありふれた妻子持ちのサラリーマンが、
彼の勤める会社に派遣社員としてやってきた女性と恋に落ちるんですが。
2人の出会いも、不倫の恋も、
これといって特別に変わったことはなく、
言い換えれば誰にでも起こりそうなこと。
だからこそ、ぐいぐいのめりこんで読んでしまった。

東野作品の良さはキレイごとがないことであると私は思うんですが、
これもものすごく純粋な不倫(恋愛)を書いているのに、
そこに男の狡さ、女のしたたかさ、強さ、
そういうものもちゃんと入れ込まれてあって。
そこまで書いちゃう?東野さん!って。
結婚に夢見てる女性にはお勧め出来ない作品かもしれません。
でもですね、決してドロドロはしていないんです。
読んでいくうちに、自分も恋愛がしたくなります(笑)。


番外編の「新谷君の話」も良いです。
主人公の男に不倫を相談された友人の視点で書かれたものですが、
「運命の赤い糸なんて存在しない」
私も、そう思います。

サザンの名曲「LOVE AFFAIR~秘密のデート」の曲の世界を小説にしたい、
と思ったことがこの作品の始まりだったそう。
あの曲の出だしが"夜明けの街で"であることも、
東野さん自身が某雑誌のインタビューで語っているようです。



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「白夜行」 東野圭吾
2008.04.18 Fri 10:44
白夜行


評価:☆5

すごい、すごいと聞いてはいたものの、
本当にすごかった。とにかくすごい作品。

ドラマも見ていなかったし、
ほとんど先入観なしで読んだのですが、それが正解だったと思います。
これほど一般的に良いと評価されている作品なので、
「秘密」のような感動の名作だと想像していたのですが、
その対極に位置するような衝撃の1冊です。

大阪で起きたとある殺人事件から物語は幕を開けるのですが、
三人称で淡々と語られるストーリー、次々と入れ替わる登場人物。
何が起きているのか、何に動かされているのか、全く掴めない。
しかし考える間を与えられない緊張感と緊迫感、
続きが知りたくてどんどん読んでいくうちにようやく、
全体像がぼんやりと見えてくる。
まったく、大胆で巧妙です。

そして何よりもすごいのが、
主人公の心情が一切描かれておらず、
彼らと関わる第三の人物によって客観的に表現されているということ。
なので読み手は想像力を働かせるしかないのです。

ものすごく評価に困るのですが、
多くの方がそうしているように、私も星は5つつけさせてもらいます。
というよりも、東野ファンであって、それ以外の評価は出来ないです。
そういう作品です。


これ以上はネタバレなしはきついので、
既読の方は続きを。



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