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まどか

Author:まどか
主にミステリーが好きで色々読んでいます。特に好きな作家は東野圭吾、横山秀夫、奥田英朗、伊坂幸太郎です。

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訪問ありがとうございます。 読んだ本の感想を随時アップしていきます。ミステリー以外のものについてはネタバレしているものもあります。記事の冒頭に記入しているのでご注意ください。 気軽にコメントいただけると嬉しいです。
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「白光」 連城三紀彦
2010.03.11 Thu 12:46
白光

評価:☆4.5

誰もが罪を背負って生きている

とある家族に襲い掛かる運命とも言うべき悲劇を、
それぞれの独白という形で描いたミステリアスな物語。
最初の祖父のエピソードからすぐにその世界に引き込まれ、
その謎と秘密に迫るごとく最後まで一気に読んでしまった。

少女を殺した犯人は誰か?ラストまで引っ張られるが、
途中からそれを特定することに実は大きな意味はないことが分かる。
ネタバレになるのでこれ以上は書けないが、
家族一人一人が背負った罪がひとつの大きな渦になり、
この一家を覆い尽くしている様が目に浮かぶようだった。

嫉妬する者も我慢し続ける者もそれぞれどこか臆病で、
だけど少しづつ自己中心的で、
分かり合えずにすれ違ったまま悲劇の渦へと巻き込まれてゆく。
自分の忍耐の裏に自分よりもっと苦しんでいる人がいること、
誰もその時には気づかない。
自分が一番かわいそうで一番不幸だと思ってしまうのだ。
なんともやりきれない、悲しい話だ。
やはりこの作家さんはこれからも読み続けようと思う。


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2010.03.01 Mon 21:13
造花の蜜

☆3.5

長いけど飽きずに読める

初めて読んだ作家さんでした。
いい作品でしたが、とにかく長いです。
二転、三転する展開なので飽きませんが、
非常に疲れました。

最初から最後まで誘拐がメインなのですが、
終わってみれば奥の深い人間ドラマ。
パンチがないのが疲れる要因なのかもしれませんが、
何しろこういう雰囲気の作品も初めてだったので、
うまく感想が書けないのも正直なところ。

しかし、読んでいる時は一生懸命だったのに、
読み終わって少し経ったらもうあまり内容が思い出せないので、
評価が低めになりました。
ですがこの作家さんには興味を持ったので、
他の作品も読んでみようと思います。



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