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まどか

Author:まどか
主にミステリーが好きで色々読んでいます。特に好きな作家は東野圭吾、横山秀夫、奥田英朗、伊坂幸太郎です。

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訪問ありがとうございます。 読んだ本の感想を随時アップしていきます。ミステリー以外のものについてはネタバレしているものもあります。記事の冒頭に記入しているのでご注意ください。 気軽にコメントいただけると嬉しいです。
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2009.02.13 Fri 22:11
サウスバンド 上サウスバンド 下

評価:4_20090213120742.gif

平凡な日常に夢を見させてくれる

元過激派の父を持つ一家の波乱万丈な人生を、
小学校6年生の長男の視点から描いた傑作長編小説。

奥田さんらしくおもしろおかしく笑える作品を想像して読み始めたのですが、
これはまたなかなか新しく、いい意味で期待を裏切られました。
つまり、ユーモア小説でもなければ単なる青春小説とも言いがたく、
更に上巻・下巻で展開が180度ガラリと変わるのもまた面白い。

上巻は長男のスクールライフを中心に東京での一家の生活を生き生きと、
そして下巻は沖縄・西表島での人情味溢れる超スローライフな物語をのびのびと、
それぞれ異なる趣の文化を背景に楽しく読ませてくれるのです。
また、出会いと別れ、そして新しい土地での発見を糧に、
長男の価値観や父親への見方が少しづつ変化してゆくのも見所。
この辺がやっぱり奥田さんは上手い。

元左翼の父親の物語・・・と言うと何らかの政治的メッセージがあるのかと
敬遠してしまう方もいるかもしれませんが、
主題はあくまでアナーキストな父親を通しての長男(一家)の成長、
そして豊潤な現代社会に忘れかけていたものを思い出させてくれる点にあって、
決して読みにくい作品ではないので心配いりません。

そう、父の人とは外れた言動は平凡な日常に「夢」を見させてくれ、
理想と現実の狭間で悶々とする気持ちをスカっと晴らしてくれる。
つまり、つかの間の別世界へのトリップを楽しませてくれる、そんな作品なのです。

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