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まどか

Author:まどか
主にミステリーが好きで色々読んでいます。特に好きな作家は東野圭吾、横山秀夫、奥田英朗、伊坂幸太郎です。

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訪問ありがとうございます。 読んだ本の感想を随時アップしていきます。ミステリー以外のものについてはネタバレしているものもあります。記事の冒頭に記入しているのでご注意ください。 気軽にコメントいただけると嬉しいです。
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2008.04.18 Fri 10:48
むかし僕が死んだ家


評価:☆4

学生時代の恋人に懇願されて、
彼女の父親が生前に通っていたと思われる
"謎の屋敷"を訪れることになった「僕」。
幼い頃の記憶が欠落している彼女は、その家にこそそれを蘇らせる手がかりがあるのだと信じていた。
しかしその家に人が住んでいる気配はなく、
代わりに残されていた不気味な物たち。
2人は、それらを手がかりにその家に秘められた謎を解こうとするのだが・・。


物語は家の中から一歩も外へ出ません。
この家を訪れたところから始まり、そしてこの家の中で完結します。
極めてシンプルですが、ものすごく緊張感があるミステリー。
こんなありふれた言葉使いたくないですが、
ものすごくドキドキハラハラします。
今ここで事件が起きているわけではないのに、
目の前で解き明かされていく謎にリアルにゾクゾクさせられます。
しかし暗いですよ。心の休まる箇所がありません。
どこで一呼吸置いたらいいか分からず、一気に読んでしまいました。

私は好きな作品ですが、
1冊目に読む東野作品としてはあまりオススメしませんね。
有名なものをいくつか読んでから手にしてほしい1冊かも。

→以下、ネタバレあり

なんだか悲劇ですね・・。
読んだ後も暗い気持ちから抜けきれません。
それでも少しは、エピローグに救われた気がします。
「誰もがそういう、むかし自分が死んだ家を持っているのではないか」
この1行に尽きますね。

むかし自分が死んだ家=葬り去った忌まわしい記憶、過去。
向き合うのが怖くて心の奥に閉じ込めてしまった苦い思い出。
そこでリセットして人生をやり直せたらいいのに。
でもそれが出来ないからせめて、「忘れようと」する。
そもそも、忘れることが出来るということは、人間の最大の長所かもしれません。
そうしないと生きていけないですよね。

この作品は、幼い頃に実の父親から性的虐待を受け、別の家庭の養女となった女性が、自分の子供をうまく愛することが出来ない、愛し方が分からない、というケースでしたが。
自分自身も、むかし忘れてしまったつもりの記憶が、今現在の人間形成や実生活に影響を及ぼしている部分は少なからずあると思います。
思い出したくないから意図してそういう風にしているんですが、向き合って克服しないといけないのでしょうか・・。
この作品を読んでそう思いました。
こういうテーマを残してくれるから、読むのをやめられない。
それが東野圭吾ですね。

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