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まどか

Author:まどか
主にミステリーが好きで色々読んでいます。特に好きな作家は東野圭吾、横山秀夫、奥田英朗、伊坂幸太郎です。

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訪問ありがとうございます。 読んだ本の感想を随時アップしていきます。ミステリー以外のものについてはネタバレしているものもあります。記事の冒頭に記入しているのでご注意ください。 気軽にコメントいただけると嬉しいです。
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「幻夜」 東野圭吾
2008.04.18 Fri 10:50
幻夜


評価:☆5

「白夜行」の続編だと言われているこの作品。
しかし、こっちのほうがもっと暗くてへヴィーです。

阪神・淡路大震災のさなかに殺人を犯してしまった男・雅也と、
それを目撃してしまった女・美冬。
しかし彼女はそれを警察に届けることなく、
”一緒に東京へ行こう”と彼に提案する。

一見、共に手を取り合い助け合って生きているかのようなふたりだが、
雅也の人生は既に、見冬の支配下に置かれていた。

彼女の目的は何なのか?
彼女の知られざる過去は?
それこそが、「白夜行」とリンクする部分、
つまり物語の”核心”。


前作と違い、この作品は雅也の目線から物語が語られています。
なので彼の心情はよく読み取れるのですが、
美冬の心はやはり闇の中です。

どうやらそのあたりも東野さんの策略のようで、
続編なのかどうかも「読者にお任せします」というのが本当のところみたいです。
確かに、著者にはっきりと「続編です」と言われると、
この作品に関してはちょっと興ざめかも・・。
なんせ「白夜行」同様、読み手の想像力によって色んな解釈が出来る作品なので。

私の意見としてはやはり、
「白夜行」の後にこの「幻夜」を読むことをお勧めします。


→以下、ネタバレあり

私はこの「続編説」というか、
雪穂=美冬という考えに賛成です。

「白夜行」で”頂点”に上りつめた雪穂ですが、
亮司を失った後は生きていく術をなくしてしまった。

そこに運よく現れた、
「他の人間と入れ代わる」チャンス。
そしてたまたま目撃した、雅也が殺人を犯す瞬間。

自分は新しく生まれ変わり、
そしてこの男を利用して再びのしあがっていくのだ―
彼女はそう決意したはずです。

しかし、雅也は亮司の代わりではなく、
ただ利用するだけのために選ばれた男だと私は思います。
亮司とはあくまでも一心同体というような部分がありましたが、
雅也との間にそういうものは一切なかったのでは・・?

いくら殺人を犯したとはいえ、やはり雅也はかわいそうです。
自分の意思で生きる自由を奪われただけでなく、
彼女に騙され、裏切られ、また新たな殺人までさせられる。

正直、最後の場面、美冬を銃で撃って欲しかったです。
しかし、本気で彼女を撃つつもりだったのか?
このあたりも意見の分かれるとこのようですが・・。

あの刑事さん、彼の心情をきちんと読み取ってほしかった。
逆に挑発させちゃってどうするの!と思いました。


「白夜行」と甲乙つけがたい作品ですが、
主人公の女に対する嫌悪感は「幻夜」のほうが更に酷いです。
この作品1作だけを読まれた方の感想も聞いてみたいですね。

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