FC2ブログ
Calendar
2018.11.
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール

まどか

Author:まどか
主にミステリーが好きで色々読んでいます。特に好きな作家は東野圭吾、横山秀夫、奥田英朗、伊坂幸太郎です。

welcom!
doll03A-28.gif
訪問ありがとうございます。 読んだ本の感想を随時アップしていきます。ミステリー以外のものについてはネタバレしているものもあります。記事の冒頭に記入しているのでご注意ください。 気軽にコメントいただけると嬉しいです。
拍手する
ランキング参加中
ユーザータグ
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索
RSSフィード

my favorite novels

読んだ小説の感想をアップします。

スポンサーサイト
--.--.-- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

2008.05.11 Sun 23:55
ゴールデンスランバー


評価:☆5

やっと買いました。即日読みました。
伊坂さんの最新刊、渾身の長編書き下ろし、大・大・大満足の1冊です!

「伊坂的娯楽小説突抜頂点」
帯の文句は嘘ではありませんでした。
やはり発売されてすぐに読むべきでした・・・。

仙台で起きた首相暗殺事件、
一人の青年・青柳という男が、その犯人の濡れ衣を着せられてしまう。
しかし、早くも序盤・第3章の「事件から20年後」で、"結末"が明かされ、
そこからまた事件当時に戻り、青柳の逃亡劇が開始する。
ピンチに陥った彼の"現在"、その合間に差し込まれる大学時代の眩しい思い出。
双方の対極とも言えるカットバックの絶妙なバランスに、
グっと心を捕まれてしまいました。

窮地に陥ると、人は、一番輝いていた頃の記憶を思い出すのだろうか?
青春時代の語りは、苦しい逃走から逃げる青柳の回想録のように思えました。
その"二度と戻れない時間"が放つ輝きがとてつもなく切なくて、
ますます彼の応援に力がこもり、そして物語の世界へのめりこんでいった。

また、お得意の時系列の使い方も見事で、
青柳の逃亡の"現在"と、彼の大学時代の恋人・樋口晴子の"現在"、
これらがピタっと重なりあったところから物語は一気に加速。
中だるみもなければ、飽きることも決してありません。
結末は分かっているのに、どうしてこんなに夢中になれるのか。

この作品で言えることは、ただひとつ。
伊坂さん、天才です。

面白さの中にも、やはりお決まりですが、
感動する場面、台詞、沢山用意されています。
それらはここで説明するよりも、ぜひ、読んで味わっていただきたいです。


→以下、ネタバレあり

青柳を陥れた陰謀の正体とは?また、なぜ彼がその役に選ばれたのか?
この点がはっきりと明かされていないことで、賛否両論があるようです。
確かに、すっきりしない感じが全く無いといえば嘘になるでしょうが、
私個人的にはこれで良かったのではないかと思います。

そもそも、これだけ大掛かりな逃亡劇の最後に"オチ"が用意されていたとしたら、
それはそれで、そのオチに対して賛否両論が出るでしょう。
彼の青春時代の輝きも、ハラハラの逃亡も、張りめぐらせた伏線も、
全てがひとつに集約されてハイ終わり、というのは、
逆に「なぁんだ・・そういうことか」と興ざめすることになり兼ねない。
更に、これだけの陰謀の正体って、
とてもじゃないけど簡単に語りきれるものではないと思うんです。

最後に「なんだかすごい話だったな・・」と思えたのは、
正体の見えない敵に青柳という一個人が立ち向かっていったからであって、
別に結末をうまくまとめてしまう必要性はどこにも感じませんでした。

なので、私は文句なしの星5つ!です。
久々に「最高に面白かった」という作品でした。
今度は青柳の心情をもう少し考えながら、もう一度読み直してみたいと思います。

スポンサーサイト

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

Name
Mail
URL
Title
Message
Pass
Secret  管理者にだけ表示する
Top

Trackback URL

Top

Copyright © my favorite novels All Rights Reserved.

Designed by Flug

FC2Ad


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。